次回開催 — 2026年12月26〜27日、12月30〜31日、2027年1月1〜3日、1月9〜11日、1月16〜17日、1月22〜24日、1月29〜31日、2月5〜7日、2月10〜14日、2月19〜23日 (CONFIRMED)
蔵王の樹氷は、氷と雪に埋もれたアオモリトドマツです。山形県の温泉街・蔵王温泉から蔵王ロープウェイで上った、樹氷高原駅と地蔵山頂駅のまわり(標高1,331〜1,661m)に立ち並びます。11月にでき始め、2月に最盛期を迎えます。スキーをしない人も、昼間か、12月下旬から2月下旬までのライトアップの夜にロープウェイで見に行けます。夜に乗るなら蔵王温泉に泊まりましょう。山形行きの最終バスは19:50に出てしまいます。
日程の決まり方 — 蔵王ロープウェイは毎年、冬が来る前にライトアップの開催日カレンダーを公表します。2026〜27年シーズンの分は2026年10月4日に公開され、2026年12月26日から2027年2月23日までのうち31日間、17:00〜21:00に開催されます。開催日はほとんどが金曜・土日・祝日です。昼間に樹氷を見に上るロープウェイは、天候が許せば冬のあいだ運行しています。
開催の周期 — 毎年冬に見られます。樹氷は1月のあいだに育ち、2月に最も大きくなります。3月からは気温が上がって雨も降り、やせ細って崩れていきます。
最初に埋まる夜 — ライトアップ開催日の土曜の夜で、なかでも樹氷が最も大きくなる2月の土曜です。次いで、年末年始の12月30日〜1月3日と、2027年の1月9〜11日、2月10〜14日、2月19〜23日の連休です。
動くべき時期 — 今すぐです。2026〜27年のライトアップ開催日はもう発表されています。ナイトクルーザー号のツアーを予約する前に、行く夜の蔵王温泉の宿をキャンセルできる条件で押さえておきましょう。
蔵王ロープウェイが2026年10月4日に、今シーズンのライトアップ開催日31日間を公表しました。
蔵王ロープウェイ — “樹氷ライトアップのご案内・2026〜27年チラシ(2026年10月4日掲載)” — https://zaoropeway.co.jp/winter/info_detail.php?q=4217 (2026-11-03 確認)
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シベリアから吹く北西の季節風は、日本海の上で水蒸気をたっぷり含み、朝日連峰に雪を降らせたあと、蔵王でもう一度上昇します。その雲の中の水滴は0℃を下回っても凍らずにいて、枝にぶつかった瞬間に凍りつき、風上に向かって伸びる羽毛のような「エビのシッポ」になります。そのすき間に雪が詰まって固まり、これが何度も繰り返されるうちに、アオモリトドマツは1本ずつ氷の殻の中に姿を消していきます。
その1年の移り変わりは、ロープウェイ自身の解説にまとめられています。11〜12月に木が覆われはじめ、1月にエビのシッポが伸び、2月に最も大きな樹氷になります。3月にはとけて細くなり、雨で一気に崩れ落ちることもあります。
ライトアップの夜は、17:00からロープウェイがふたたび動きます。山麓線は7分で464mを上り、標高1,331mの樹氷高原駅へ。ここで山頂線に乗り換えます。山頂線は2本のロープでゴンドラを吊る「フニテル」という方式で、18人乗りのゴンドラは強風でも揺れにくいように造られています。10分ほどで標高1,661mの地蔵山頂駅に着きます。路線沿いでは、色とりどりの光が凍りついた樹氷の形を浮かび上がらせます。
もうひとつの見方がナイトクルーザー号です。暖房付きの雪上車が樹氷高原駅を出て、山頂線に沿って4号支柱まで斜面を上り、引き返します。雪の上を走るのは30分ほどで、地蔵山頂駅までは行きません。
蔵王温泉の湯は強酸性の硫黄泉で、pHは1.25〜1.6、源泉の温度は45〜66℃。温泉街では東北随一の強酸性とうたっています。上湯・下湯・川原湯の3つの共同浴場は6:00〜22:00に開いていて、大人は300円を料金箱に入れて入ります。ライトアップの夜に21:00に下りてきても、閉まる前にお湯につかれるわけです。
宿は旅館からペンション、ロッジまで温泉街のあちこちにあり、バスターミナルからロープウェイまでは歩いて10分ほどです。予約の前に、宿の玄関からロープウェイの蔵王山麓駅までの道のりを確かめてください。ライトアップの夜は、暗いなかをこの道を2回歩くことになります。
スキーをしなくても、誰でもロープウェイに乗れます。ライトアップの夜は蔵王山麓駅〜地蔵山頂駅の往復乗車券を販売し、雪上車ナイトクルーザー号のツアーはオンライン予約のみです。夜はスキーやスノーボードを持ち込めず、20名以上の団体は予約が必要です。
無料で見る — 麓からは見られません。樹氷が立つのはロープウェイの山上の駅のまわりなので、間近で見るにはロープウェイに乗る必要があります。夜に見られるのは、ロープウェイの車内と、駅舎の中やそのまわりからだけです。
実際、どれくらい取りにくいか — 21:00にロープウェイで下りてきて、そのまま歩いて宿に戻り、温泉に入れるのは蔵王温泉だけです。宿は旅館やホテルからペンション、民宿までそろっています。山形市内まではバスで40分ですが、蔵王温泉発の最終バスは19:50で、ライトアップが終わる前に出てしまいます。空きウォッチ Akiが確認するのは、山形・蔵王の検索エリア(蔵王温泉、山形市、天童、上山)で楽天トラベルに掲載されている客室です。
1泊の相場 — 2026〜27年のライトアップのロープウェイ運賃は大人4,600円(6〜11歳は2,300円)、ナイトクルーザー号のツアーは8,000円です。山形からのバスは片道1,200円。蔵王温泉の温泉宿では、山形市の入湯税が1人1泊150円加わります。山形市が予定している3%の宿泊税は2027年4月1日からで、始まるのはライトアップのシーズンが終わった後です。
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